介護福祉士資格の取得方法

介護福祉士の資格取得までの流れをご紹介します。介護福祉士になるには全部で3つの方法があり、それぞれ内容も全く異なります。どのルートが自分に合っているかをしっかり理解して、最短最安値で介護福祉士国家資格に合格できるか見極めましょう。

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介護福祉士の取得方法 その1:実務経験3年ルート

中途入社がほとんどの介護業界では、介護福祉士になるために実務経験3年以上のルートを選ぶ人が大半です。実務経験3年以上ですが正確には、介護福祉士の筆記試験日までに従業期間1095日以上で従業日数が540日以上とされています。つまり3年以上介護職で働き、540日以上介護業務を行ったという事実が必要になります。

3年間で540日以上の勤務とは週平均3.6日以上の出勤となります。正社員であれば心配ありませんが、パートや派遣社員の場合は勤め先に確認して、実働日数を計算してもらう必要があります。

従事日数内訳証明書が必要になる

介護福祉士試験の受験には従事日数内訳証明書が必要実務経験3年以上を証明するために、従事日数内訳証明書(指定様式)を勤務先に発行してもらう必要があります。

従事日数内訳証明書はどの介護事業所でも用紙設置されているので、事務の人または責任者に「介護福祉士試験を受けるので従事日数内訳証明書をください」と一言いうだけで伝わると思います。

途中で転職したという方は、勤務していた全ての事業所に問い合わせて郵送してもらうか直接取りに伺いましょう。

実務者研修の修了が必須条件

介護福祉士試験は実務者研修の修了が必須条件また実務経験3年以上という規定に加え、2017年1月実施の第29回介護福祉国家試験からは、介護福祉士国家試験の受験資格を得るために実務者研修の修了が必須となっています。

当面の経過措置として、実務者研修を修了することで介護福祉士の実技試験が免除されることとなっていますが、いつまで実技試験が免除となるかは未定ですので早めの受験をおすすめします。

介護技術講習は廃止になった

2016年1月実施の第28回介護福祉国家試験までは、介護技術講習という研修会が全国各地で実施されて、介護技術講習会に参加することで実務者研修を修了したと同等の扱いとなっていました。介護技術講習会の参加費用も5万円~7万円前後と安く、研修期間も4日間とかなり短くなっており、実務者研修を受講するよりも断然お得でした。

ですが、実務者研修の修了が必須となったと同時に、介護技術講習が廃止となりました。つまり、今から実務経験ルートで介護福祉士の取得を目指すのであれば実務者研修を修了するしか方法はないということです。

介護技術講習は2015年で廃止になり、2016年からは代わりに実務者研修となった

介護福祉士の取得方法 その2:福祉系高等学校ルート

中学を卒業後に福祉系の高校に入学するルートです。一部の特例高校では、卒業後9ヶ月以上の実務経験(273日以上の在籍・135日以上の実働)がなければ介護福祉士国家試験の受験資格が得られませんが、それ以外の福祉系高等学校であれば2009年から導入された新カリキュラムによって、卒業と同時に介護福祉士の受験資格が獲得でき、さらに実技試験は免除となっています。

介護福祉士の取得方法 その3:養成施設ルート

厚生労働省の指定を受けた学校のことを養成施設といいます。養成施設を卒業することで、国家試験の受験資格を得ることができます。介護福祉士の養成施設には、四年制大学、短期大学、二年制の専門学校、三年生の専門学校、公共職業訓練校があります。

2016年1月実施の第28回介護福祉国家試験までは、養成学校を卒業すると無試験で介護福祉士が取得できましたが、2017年1月実施の第29回介護福祉国家試験からは養成施設卒業でも国家試験に合格しなければ介護福祉士が取得できなくなりました。

国家試験を受けなければいけなくなりましたが、養成施設卒業の場合の実技試験の免除は継続されていますので、そこまでの大きくハードルが上がったということでもなさそうです。

実務経験ルートで介護福祉士になる人が最も多い

第26回介護福祉士試験の受験者数は154,390名で、そのうち149,352名が実務経験ルートと96.9%の受験者が実務経験ルートから介護福祉士試験に挑んでいます。社会人であれば大学や短大、専門学校といった養成施設に入学するといった選択肢もありますが、学費や時間を考慮すると現実的ではありません。また、2017年1月実施の第29回介護福祉国家試験からは養成施設卒業でも受験必須となることから、介護福祉士になるために進学するといったメリットも少なくなりそうです。

介護福祉士試験の受験資格の96.9%は実務経験ルート
データ参照:第26回介護福祉士国家試験 合格者の内訳(受験資格別)

つまり、社会人が介護福祉士を目指すのであれば、3年間実務を経験してから国家試験に挑む方法が最善でしょう。実務者研修についてもっと詳しく知りたい方は「実務者研修とは?」を参照下さい。

介護福祉士試験対策講座で合格を目指す!

介護福祉士試験は筆記試験と実技試験の二つの試験に合格しなければなりません。筆記試験では介護士業務に関する常識問題から、最新の介護保険法改正で追加された業態に関する問題まで出題されます。移り変わりが激しい介護業界ですので、過去問題だけを解いていれば合格できるといった甘いものではありません。

また実技試験では、毎回のように受験者の意表を突くシチュエーションで高齢者を対象にした実技試験が出題されますので、例え緊張せずともかなりの難易度となっています。

そこで是非とも受講しておきたいのが介護福祉士試験の対策講座です。介護福祉士講座を開講している学校は全国で数千ヵ所以上あり、平日コースから夜間コースなど種類もさまざまです。費用に関しては、2ヶ月前から学習開始をする直前集中型が数千円から、4ヶ月前から学習開始する標準学習型が数万円~、8ヶ月前から学習開始する長期学習型が10万円前後などあります。資格取得を目指す方の中には、働きながら学校に通う人も多く無理なく試験対策が受けられます。

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