介護士の花形「介護福祉士」

介護士の1つの目標となる資格が介護福祉士です。国家資格であるため、待遇やキャリアの面でも非常にメリットのある資格です。

介護士の花形「介護福祉士」

介護福祉士は国家資格

日本は超高齢化社会に突入し、介護業界に対する期待は高まる一方です。そうした状況の中で、介護資格で唯一の国家資格である介護福祉士は、まさに花形の資格であるといえます。介護福祉士を取得しているかどうかで、今後キャリアが大きく変わってくるでしょう。介護福祉士には高い専門性が求められるため、年々少しずつ受験資格が厳しくなっています。そのため、可能な限り早めに取得を目指したほうがいいでしょう。

多くの事業所から求められている

介護業界は人材不足に悩まされています。とはいえ、「誰でもいいから人材を確保したい」と考えている事業所は少ないでしょう。きちんとした介護の知識と技術を有した人材を確保したいと考えているはずです。また、介護福祉士でなければ就けない役職も存在します。介護報酬の加算対象にもなるため、事業所としては介護福祉士は喉から手が出るほど欲しい人材です。
介護福祉士を取得すれば業務の幅が広がるだけではなく、給与などの待遇アップも期待できます。

介護福祉士取得までの道のり

介護福祉士を取得するまでのルートは3つあります。働きながら資格取得に挑戦する場合、「実務経験ルート」を歩むことになります。介護士として働いている人が受験するためには、実務経験3年以上が求められます。具体的には、「従事期間1095日以上かつ従事日数540日以上」が必要です。従事期間は通算の在職期間で、従事日数は実際に業務をした日数を指します。実務経験とありますが、どこで働いた経験でもよいというわけではなく、あくまで介護に関する施設で働いた経験が必要です。また、実務者研修を修了している必要もあります。なお、2017年からは過去に必須だった実技試験が廃止されています。
残り2つのルートは「福祉系高校ルート」と「養成施設ルート」です。福祉系高校ルートはその名の通り、福祉系の高校で必要なカリキュラムを修了し、受験する方法です。養成施設ルートは、福祉について学んだ人がより専門的な介護の知識を学びたい場合に選択することが多いです。養成施設で一定期間介護について学び、受験します。保育士や社会福祉士を目標に大学に進学した後に、介護福祉士を目指す人も多いようです。すでに働いている人にとっては、養成施設に通いながら学ぶことは難しいでしょう。

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